ドバイのバブルと東京の逆バブル

ドバイ港湾管理大手CEO「ドバイはバブルでない」 世界経営者会議

 港湾管理の世界大手、ドバイ・ポーツ・ワールドのムハンマド・シャラフ最高経営責任者(CEO)は28日午後、第10回日経フォーラム「世界経営者会議」で講演し、「ドバイはバブルではない」と話した。巨額の公共投資で高成長を続けるドバイ経済に対する懐疑的な見方を否定。新興国を中心とした需要増で成長を続けるとの見方を示した。

 世界的な金融市場の混乱の影響については「ドバイの株式市場や不動産市場で売り急いでいる投資家はいない」と指摘。金融システムも安定していると強調した。

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そんな一方で日本株全体でも、またトヨタやソニーでも、PBRが1を割り込んでいる。
これは完全な逆バブル

機関投資家ならば絶対に儲かる安全指標であるが
いまはその理屈を超えて、買いを控えている様子。

しかし機関投資家は、利益のチャンスを逃したこともあとで責められるので、
いずれにしても買わざるを得ないだろうと思う。

個人投資家もファンドマネーを通じて間接的に参加していて、
今回の危機の得をあとで配分されるだろう。
慌てるリバタリアンから富を収奪。

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ドバイも東京も
実質の価値とマーケットの評価がかなりずれているという話で、
PBRが1を割り込んでいる件に至っては、理由もなく誰も買いたくない状態ということだ。
やはり心理学の問題のようである。