社長と人事が好きなものは
志とかそんな言葉
それを熱く語ればいいらしい

梅毒の化学療法剤は1910年パウロ・エーリッヒが見つけたんだと。
サルバルサンという薬で別名が606号。
605回は失敗だった。
でもくじけなかったというありがたいお話だ。

でも私はそんなものは誰かがやればいつかはできるのだと思う。
100回やったものならば1000回でもできるはずだ。
そこに原理的な飛躍はない。

むしろそこまで頑張る動機は何だろうかとも思う。

エーリッヒさんの座右の銘は 忍耐

マゾだったのだろう、たぶん

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松下幸之助はいう。
百遍倒れたら百遍立ち上がれ。万策尽きたと言うな。策は必ずある。

困難に際してはそう思いたい。

でも普通に暮らしているときはそうは思わない。

現代的に言えば、
二、三回倒れたら一休みして、状況を見る。
自分に合っていないのかなと考えてみる。
無理しても長続きしないしなあと思う。
みんなと同じくらいの苦労なら仕方がないけど。
環境を選べばいいじゃないかと思ってみる。
それでも他に道がないならどうしても前に進むが、まあ、あまり無理をすることもない。

そんなことを心では思っていて、
でも面接では熱血松下語録で乗り切る。

熱い志で、家族と隣人と社会を幸せにする。

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社長のための人生読本のようなものを読むと、
昔の人の心の持ち方が分かる。

若い人は自分中心でわがままで自惚れて苦労知らずで自己愛的と言われるけれど、
昔の人は苦労した自己愛人間だったのだと思う。
自己愛的なことは変わらないのではないか。