堀田善衞「ゴヤ」(2)

スペイン人口のたったの2パーセントの貴族や大地主たちが、
土地全体の半分を所有しているのである。

なるほど。
そうならざるをえないだろうな。
日本くらい相続税を高くしても、なお、会社などの資産にしてしまうこともあるわけだろうし。
せっせと働くということの意味は何だろうな。
古い言葉であるが、疎外、という言葉が浮かぶ。