ジストニアと強迫性障害

ジストニアの場合、錐体路、小脳路、錐体外路の三つの系の作動を考えて解釈する。

おもしろいのは痙性斜頸の場合、ずいぶんきついだろうなと思っていると、
本人は何気なくコツをつかんでいるみたいで、
手でちょっと触れたり引っ張ったりしてコントロールできる様子である。

それは多分脳に必要だけれども欠けている情報を適切に与えているのだと思う。

そんなコツみたいなものが
強迫性障害の場合には何かありそうな気がする。

神経学はやはり豊かな発想の泉だという気がする。

ジャクソニスム的解釈がもっと精密に推進されていいはずだと思うが難しい。