洞爺湖サミット ザ・ウィンザーホテル

洞爺湖サミットというのでニュースに映像が映るが、
洞爺湖はほとんどなく、例のホテルだけが映る。
これはバブルのシンボルだと、多分多くの人が覚えているはず。
資金を融資した銀行は潰れ、いろいろあって、
今回表舞台に堂々と登場。
安倍さんのいう再チャレンジである。

Wikiから引用してみると次のようだ。

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ホテルエイペックス洞爺の記事。
ホテルエイペックス洞爺は、バブル期に日本国内外で大規模なリゾート開発を行った建設不動産会社・カブトデコム(札幌市)の子会社「エイペックス(Apex)」(1985年設立、旧社名・甲観光)が計画、完成させた大規模リゾートホテルである。併設されていたゴルフ場「ロイヤルクラッシック洞爺」や、スキー場「スノーパーク洞爺(洞爺スキーパーク)」などと併せた一帯は、「エイペックスリゾート洞爺」と称された。

会員制の高級ホテルとして企画されていたが、1993年の開業時にはすでにバブル経済は崩壊しており、会員権の販売は不調であった。およそ665億円といわれる総工費の多くを融資していた北海道拓殖銀行(当時)は、ホテル完成を待たずにエイペックス社を子会社化している。

1997年には、ホテル運営会社「ザ・ウィンザー・ホテルズ インターナショナル」(東京都、社長・窪山哲雄)へと運営が委託され、ホテル名称が「ザ・ウィンザーホテル洞爺」に変更された。同年、親会社である北海道拓殖銀行が経営破綻し、翌1998年3月にはエイペックス社も自己破産を申請、土地・建物等は破産管財人の管理下に置かれ、ホテルの営業は中止となった。

2000年、破産管財人はセコム損害保険の子会社である不動産投資管理会社「十勝アーバンプロパティーズ」(東京都)に、土地建物を、総工費の約1/10である約60億円で売却した。2002年、廃業前と同様の運営会社「ザ・ウィンザー・ホテルズ インターナショナル」によるホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」として営業を再開している。

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ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパの記事。
ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパの前身は、不動産開発業者カブトデコム(札幌市)の子会社であったエイペックス社(1993年からは北海道拓殖銀行の子会社)が、総工費約650億円をかけて1993年に開業した会員制高級ホテル「ホテルエイペックス洞爺」である。

1997年、ホテル運営会社「ザ・ウィンザー・ホテルズ インターナショナル (WHI) 」(東京都港区、社長・窪山哲雄、資本金:1億6,500万円)による運営となり、ホテル名が「ザ・ウィンザーホテル洞爺」に変更された。 同年、北海道拓殖銀行が経営破綻、翌1998年にはエイペックス社も自己破産し、ホテルは廃業した。

2000年、セコムグループ・セコム損害保険の子会社であった不動産投資・管理会社「十勝アーバンプロパティーズ」(東京都)が土地・建物を約60億円で購入。施設改装後の2002年、以前同様WHI社の運営により、「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」として営業を再開し、現在に至っている。

運営者
1998年の廃業以前からの運営会社であるWHI社の社長・窪山哲雄は、日本を代表するホテルマンのひとりである。石ノ森章太郎の漫画「HOTEL」に登場するマネジャー・東堂克生のモデルであるといわれる。

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こんな感じの物件を病院が買い取って
運営している例もある。
実際、土建屋さんにすれば、ホテルも病院も似たようなものではないか。
最近はホテルみたいな病院という言い方も多くなっている。
特に玄関ホールをきれいにしてホテルみたいにするのが流行である。

しかし実際は、6人相部屋の大部屋があり、
隣の人の歯軋りが聞こえたり、夜中の携帯が聞こえたり、
さらには陣痛の叫びが聞こえたり、
なくなってベッドが空っぽになり、
そのあとにすぐ次の人が入院したりして、
病院の現実は、心理的にもかなり厳しい。

個室は個室で孤独が限界になるものだ。
これも厳しい。

老人の施設でも事情は同じで、
隣人が煩わしくもあり、
真の友がいて欲しいとも思うもののようだ。

記事の中で総工費665億円を60億円で売却となっている。
600億円の儲けのような気もするが
そんなにも安売りしなければならなかった厳しい物件だということにもなる。

病院経営の場合には市町村からかなり多額の補助金が出ることもあり、
まず買うのだけれど、そのあとが全然続かない。
運営費用が圧倒的に高く、
何しろ人件費がべらぼうである。
いまの時代は病院も圧倒的な資金力と人材を有するグループでないとやっていけない。
どんどん吸収合併される傾向にある。
経営するお医者さんたちは、
もう経営の苦労はしたくないらしい。

いずれにしても、従業員にとってはきついだろう。
勤めていても、自宅はどこにおくか、子供の教育はどうするか。
簡単ではないらしい。

からくりは、全国規模の転勤にあるようで、
一時的になら我慢するということらしい。
たくさんの施設を持っていれば、昇進もさせられるし、
人事上の工夫もできることになる。
微妙に、ハウステンボスの課長は洞爺湖の課長より少し上とか、
六本木勤務が憧れとか、
いろいろな色を付けられるらしい。
そのうち「長」を乱発するようになり、
終りが始まる。