思わず食事の話-2

で、そんなわけで、外食はいやなんだ。
だから、
外食でもしようかな、どこかおいしいとこあるかなあと
思ったときには、
http://www.tomosato.net/index.html
こんなページを眺めて、
あほらしい業界であることを確認し、
行くのをやめる。


外食とは、
要するに、その人と家で食べられないときに仕方なくするものであって、
それだけのものである。


お昼はずっとお弁当で通して、
自分のオフィスを持ってからは、
大きな冷蔵庫を置いて、電子レンジを置いて、
それだけで間に合うようになった。


一時は外の世界を知ろうと思って食べ歩いたが、
結局、誰がどのようにしてつくっているかを思うと、
足が遠のいた。


わたしのようにお酒を飲まない人間は店にとっても、
歓迎ではないらしい。


リバタリアンの世界では、ますます、外食なんかしたくない状況になるだろう。
外食する人は、
要するに接待費を使って、
自宅の台所を使ってもてなすことのできない人、
またはそれがいやな人なのだと思っていて、
そこから抜けられない。


パスタの茹で具合でも、そばの茹で具合でも、
また、うどんの太さでも、ご飯の柔らかさでも、
わたしは自分の好きなようにしたい。


ステーキの焼き具合を訊かれるのは普通でも、
いろんな食材の固さ、
塩分の程度、アミノ酸調味料の追加の程度、
フルーツの熟成程度などを訊かれることはない。


それは大雑把にいうと、
横浜の中華街に行きたいのに新横浜で乗り換えるようなもので、
まことにばかばかしい。
タクシーのように、ぴったりとその場所まで、
しかも、電車のように時間通りに、
したいのであって、
家庭で調理すれば、できるのである。


銀座に行きたいのに東京駅で下りて、
ちょっと違うけど、まあ、いいかと思うようなものだ。


薬でも、0.5ミリグラムがあって、次は1ミリグラムというのは、
本当はおかしい。
1.65ミリがちょうどいいうという人がいるはずで、
そのようにしてあげないのは、
ただもう、作る側のコストとベネフィットの問題なのだ。
1.5ミリグラムで決めて、あとは慣れるようにしましょうというのは、
銀座の和幸まで行かなくても、
東京駅大丸でも同じようなものを売っていますよと言われるようなものなのだ。


完全自費にして、費用を患者さんが負担してくれれば、
問題なく、1.65ミリグラムにできるのだ。
保険診療では、薬剤師さんが一枚の処方箋に
かけることができる時間が限られている。
たったそれだけのことで、
最適処方ができないのだ。


1.5でも1.65でも似たようなものだといえば、
確かに似たようなものかもしれない。
でも、何が似ているんですか?
それを言うなら、
25歳で死んでも、60歳で死んでも、「似たようなもの」だ。
どうせ死ぬんだから。


わたしはできれば、1.65ミリグラムにしてあげたいと思う。
そして診療のたびに、1.66とか、1.72とか、微調整してあげたいと思う。
そのためには自費診療しかなくて、
そのようにしている先輩もいるのだけれど、
すぐには始められない。


で、とても矛盾しているのだけれど、
ハウス ジャワカレー スパイスエクストラ 辛口が
いまのところ一番好きで、
でも、いつも行く範囲のスーパーにないので、
通販でまとめ買いしようかと思っている。
一個207円とのこと。送料は490円、3000円以上なら送料無料とある。
20個買えばいいのか。