採血器つかいまわし 点滴液の作り置き

埼玉、神奈川、栃木、秋田などで採血器のつかいまわし。
何か誤解していたのだろうか。
採血ホルダーのことはおかしいといわれていた。
とくに血がつくところでもないのだから、
針は新しいもの、採血ホルダーは使いまわし、
これで合理的と思っていた。
使い回ししてもいいはずのところを、
平成17年に厚生労働省から通達があり、
使い捨てにするようにとのことになったらしい。
もちろん、血液の汚染があったら、
取り替えなければならないが、
汚染がなければ、特に問題はないし、いままでもそれで問題はなかったと思う。
しかし、念を入れて、ということであれば確かにそのとおりで、
今度のニュースでホルダー確保が間に合わず、
シリンジで採血する病院が増えるらしい。
いちいちなにかズレている感じだ。

三重では点滴液の作り置き。
これもなにか事情がありそうで、
いまのこの時期になって、
月曜日に集中して起きていて、
何か人為的な要素があるのではないかとの推定がある。
いつどのように作ったものをどのように保管しておいて、いつ使ったか、
そして何菌のせいで何が起こったのか、そしてどのように死亡したのか、
どうもつながらない部分が多い。

報道の危うさを再度思う。