酸素を吸っている人たちが実際にいる
それはどうなんだろう
何となく自分を強くしているとは思えない
自分を弱くしてもいいからここだけを乗り切りたいと考えているように思える
だって、マラソン選手は酸素の薄い状態で自分を鍛えるのだから
酸素なんかを吸っていたら
自分の内部の力は衰退すると思う
とにかくいまだけを乗り切りたい
そんな感覚だろうと思う
あるいは何も考えないのか
この時代、酸素自体は高価でも何でもないのだが
こうして酸素を吸い
水は購入している様子を見て
何となく絶望的になる
有料水と有料酸素
どちらもたいして効果はなく
ただ商売のために生産されている
生産者は何かもっと有意義なことに人生を使えないものか
つぎは光線だろうか
よい光線を有料で消費するような時代
期待している