親心が過ぎました

ある人の 親心事件が 朝日社説でも取り上げられていた
12月9日版。
子どもをあやすような口ぶりの文章である
本気で怒ってはいない
もう何度も怒ってあきれ果てているはずだ
そんな社説である

選挙で選ばれればOK
マスコミで「内部の人間」になればOK

身内社会
仲間社会
内と外の社会
そのまんまだな

政治家は能力をごまかせる 演じればいい
俳優もごまかせる 演じればいい これはまあそのまんまだ
しかし芸術家は能力をごまかせなかったようだ 演じられなかった

つまり、お家芸である、演じることができなかったのだ
俳優の兄、その子ども、というように少しずつ
演じる能力が鈍っているのだろう
俳優の神通力が衰えつつある

選挙とは演じる能力に投票することである

その社説の斜め横に「開戦65年」に際して、
「狂気が国を滅ぼした」と見出しがある。
前記事と関連して、当てこすりである。

この文章は最近の文章の中では格調高い。
温めつつ練り上げたものだろう。
そして最近風に、硬すぎない語りかけ口調も維持している。