久しぶりだけれど
N響第九をNHKホールで聞いた。
今日はチャリティコンサートとのことで、
1万円の席だった。
客席はほぼ満員。
客層は、さまざま、そこら辺の商店街の店主店員が来ている感じでフレンドリーだった。
演奏は、こちらの耳が慣れていないのか、
何となく弦の張りが乏しいように感じた。
テンポが速い割にのりがよくない。
ねっとりからみつく感じは少しあるものの、
それでもなんとなくあっさり味。
第四楽章になるとさすがに大合唱隊が威力を発揮し、
圧倒的な説得力だった。
演奏を聴きながらいろいろなことを考えた。
この一年の総決算だ。
悪いように思えたことも、結局よかったのではないかと思えた。
これからの努力でよいことのきっかけに変えることができるだろう。
決して悪い選択ではないと信じられた。
大合唱団の効果である。
子どもには是非ベートーベンを聴かせたいと思った。
これから何度も繰り返しベートーベンを聴かせよう。