ジュラ紀
アンモナイト お昼寝
ティラノザウルス お散歩
無邪気な夢
好きな時代に行けるわ
タップダンスにまみれて
恋とシネマの明け暮れ
鹿鳴館
ドレスが翻る
ワルツ
ポンパドゥール
シルクハットが揺れる
時間の螺旋 を ひとっ飛び
好きな時代に行けるわ
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ということはつまり、
どこにも生けないしこの現実はやっぱりひとつしかないということだな
でも タイムマシンにお願いしてみようか
だめで もともと だ
夢でも見るしかないではないか
酔って生きるしかないではないか
うたた寝をしている間に
すべては終わっていて欲しいものだ
そうだ 腹を据えることだってできるのだ
いまこの時代のこの日本の報告をできるのは
私たちではないか
タイムマシンでここに来た
そう思えばいいではないか
悪くしたってどうせみんな死ぬだけだ
どんなにうまくやってもどうせみんな死ぬだけだ
恐いものなんかないじゃないか
恐いものなんかない
酔ってしまえば勝ちなんだ