ゴーギャンの独特さ

何だろうかね今日はいいと感じた平面的な感じでそれが私のテーマである三次元と二次元の問題を考えさせるテレビを見ていて三次元への欲求を感じない眼鏡をかけていて現実感の欠如を感覚しないこれはどうしてだろう人によっては、「風景が … Read more ゴーギャンの独特さ


タミフル問題

昨日夜のニュースショーでは各局一斉に、タミフル問題を報じていた。中高生くらいの若者が、インフルエンザと診断されてタミフルを投与され、行動異常を呈して、死に至るというもの。自動車に飛び込んだり、マンションから飛び降りたりし … Read more タミフル問題


ポリーニの「熱情」

ずっと昔にFMラジオで録音した。マウリツィオ・ポリーニが何かの演奏会でベートーベン「熱情」を弾いたもの。きちんとしたCD版とは異なり、熱気が伝わってくる。久々に聴いて、耳の汚れが一枚吹き払われた感じがする。


風景写真

映画「イルマーレ」で出てくる家のようです。住んだら楽しいのでしょうか。一ヶ月くらいお試しで暮らしてみたいような気もする。


読書「時間」の体験

このごろは、自分が書くことについてはやはり全く不満なのであるが、文章を読むことについては、かなり昔の感覚を取り戻しつつあるように思う。昔とは、私が大学院時代を過ごした頃のことだ。当時は読書の中で筆者の言葉を味わいつつ、語 … Read more 読書「時間」の体験


「子供を産む機械」伊丹十三「日本世間噺大系」

面白かった。ネタがいい。特に後半のインタヴュー。言葉の選び方がいい。・スーパー民主主義……田舎日本の選挙。・クダショー……いろいろな解釈ができる。・蜜柑……蜜柑の木を摘果する時のコツ。柑橘類の四大条件。接ぎ木の秘訣。・ク … Read more 「子供を産む機械」伊丹十三「日本世間噺大系」


日本語が私を語る

私が言葉を選ぶ時、一方では日本語というシステムを語っている、また、一方では個人の体験の集積を語っている。よく考えてみると、私の体験という個人的で一回限りのように思えるものも、結局日本語のシステムの範囲内に回収されている。 … Read more 日本語が私を語る


谷川俊太郎「この純潔なるもの」推理小説について

推理小説についての短文である。なるほどね。現代に生きる我々が推理小説に求めるものは、平和、静けさ、単純さ。テレビドラマの水戸黄門と同じである。すべては説明され、すべては理詰めである。現実は混沌としていて、死の意味すら与え … Read more 谷川俊太郎「この純潔なるもの」推理小説について


皮膚粘膜移行部

皮膚粘膜移行部という部分が人間にはある。例えば、口の中は、粘膜部分。顔の表面は皮膚。その中間にあるのが、皮膚粘膜移行部で、唇のことである。唇を舌でぬらせば、口の中と同じように、粘膜の状態になる。乾けば、皮膚と同じようにな … Read more 皮膚粘膜移行部


「英語でシャベラナイト」釈由美子 上海Now

釈由美子ご案内の上海ナイト。超ポジティブ、いまが一番いい、明日はもっといい、私にもチャンスがある。そんなインタヴューがちりばめられている。交通は乱暴で、海は排水で汚れ、空気はよどみ、タワーばかりが光輝き、そんな上海。どん … Read more 「英語でシャベラナイト」釈由美子 上海Now


生きていた信長

信長は本能寺の変で死んで、あれこれあって、家康の時代が始まる。それが歴史なのであって、従って、信長は、本能寺で身代わりに家康に死んでもらい、自分は家康にすり替わって、徳川時代を始めるというのである。歴史を変えずに生き延び … Read more 生きていた信長


二次元と三次元

生まれた時からの全盲の人に、絵はがき、写真、絵画、映画、テレビ、そんな類のものをどう説明すればいいのかという話があった。生きていて人の話を総合すれば何となくは理解するのだろう。しかし、原理的にはどうなのだろうか。三次元像 … Read more 二次元と三次元


映画「四月物語」岩井俊二監督

春四月、桜吹雪の中をお引っ越し。車の窓には花びらくっつき、ワイパーでかき分けている。いいもんだ。春は、いい。 雨が降るといっぺんに降って、花を散らす。これも、いい。


運動と下部消化器癌

公的な費用を使った、数年に渡る研究で、運動する習慣と大腸癌、結腸癌、直腸癌などとの関連が調べられ、女性では関連なし、男性では関連ありとの結果だったという。はーー。これは何とも。お金の無駄。しかも数年。誰が考えたって、運動 … Read more 運動と下部消化器癌


新聞の内容の悪さ

最近の新聞というものは、実に悪い。たとえば今日の新聞でも、その広告の質の悪さはどうだろう。個別の攻撃はしないが、全般に悪い。害悪である。書籍や映画も、とんでもなく悪いものばかり並んでいるではないか。これから世の中を体験す … Read more 新聞の内容の悪さ


半鐘泥棒

半鐘泥棒がいて、金属を手に入れるのが目的らしい。半鐘というからには、多分、半分のサイズなのだろう。倍の大きさが全サイズの鐘ということになるのだろうか。全鐘とは言わないようだが。小さな鐘という意味で、半鐘らしい。お寺にある … Read more 半鐘泥棒


グレン・グールド ベートーベン交響曲6番第一楽章

お昼のラジオで、グレン・グールド演奏ピアノによる、ベートーベン交響曲6番第一楽章がいま現在流れている。家にはCDもあるがずっと聴いていなかった。すばらしいね。まだまだこの世は捨てたものではない。もう一度味わうべきものに溢 … Read more グレン・グールド ベートーベン交響曲6番第一楽章


直感と合理性

通俗的な理解では、直感は、合理性に反し、かつ、合理性を超えるものだとされることがある。しかしそんなことはない。まず直感にいろいろな種類がある。簡単に言えば、正しい直感と間違った直感がある。正しい直感とは、合理的な思考と結 … Read more 直感と合理性


大相撲名勝負

昨日深夜、テレビでデーモン木暮が解説、大相撲名勝負。まず、大相撲の歴史において、花田家の貢献を褒め称えた。そして先代貴乃(の、かもしれない、ときどき変えたようだ)花と輪島の、大関昇進直前の場所の、千秋楽、7分以上にわたる … Read more 大相撲名勝負


伊丹十三「再び女たちよ!」

159ページ。子供を強迫して「ママ」なんて言わせて……ここは強迫ではなく脅迫のはず。でもまあ、分かる。誤解はない。*****215ページ。人生をして刻々の冒険たらしめよ!


組織の歯車

よくある言い方であるが自分は組織の歯車でしかない仕事の全体をつかんでいないそこに不全感があるのだたとえばタンス職人のように自分だけで一から十まで成し遂げる仕事がしたいまことにそうだと思うそして自分だけで成し遂げる独立自営 … Read more 組織の歯車


音楽の記憶

音楽を聴く時、頭の中では自分で演奏したり口ずさんでいると思う。だから繰り返し聞くことが人間は好きなのだ。音楽を聴くということは、頭の中で共演していることだ。だから、微妙な間合いが問題なのである。ホロビッツの弾くショパンは … Read more 音楽の記憶


ドラマ「ハゲタカ」

ハゲタカ外資ファンドを描くドラマらしい。第一回でさっそく老舗旅館経営者が自殺に追い込まれた。これが現実だものなあ、生きるって大変なことだ。でも、自殺に追い込む側にも、事情というものがあるのだった。


松任谷由実「別れのビギン」カゥガール・ドリーミン所収

変な組み合わせだが五木ひろし、テレサテン、とつなげて聴けば、松任谷由実「別れのビギン」カゥガール・ドリーミン所収などを聴きたくなるのだった。この組み合わせは、自分の中では、あの頃よく聴いた組み合わせということで、気分をコ … Read more 松任谷由実「別れのビギン」カゥガール・ドリーミン所収


地震計の原理

まずWikipediaから引用しよう。地震計の原理 地震計の基本的な動作原理は地震計の中に入っている錘(おもり)を動かない点と仮定し、地表面の揺れを相対変位として測定する。これを極論すると地球の自転に合わせて移動する宙に … Read more 地震計の原理


天狗の落し文 筒井康隆

アイデアを含む短文集。例えば、消費税込みの貨幣、525円コイン、消費税込み紙幣、10500円札を作ればよろしい。なんていう話。なるほどなあ。何か理由をつけて頻繁に貨幣を変更しないと偽造貨幣が出回って困るのではないか。


ソニー株価

今日は6260円くらい。しばらく4000円くらいで低迷が続き、(しばらくなんてものじゃない、長期に渡り低迷)ブルーレイ、PS、といわばロケット発射失敗、最近になってブラビアを大量宣伝し、シェアを伸ばしたらしい。ソニーらし … Read more ソニー株価


奈良に住みたい

先日品川駅構内で奈良の紹介をしていた観光の宣伝である小さなパンフレットをもらった桜の写真を撮る話題で、桜を撮る場所としては、奈良県、長野県、福島県中通りがあげられていた。福島県中通りについては、古木の保存状態がよいと書い … Read more 奈良に住みたい


東京マラソン

今日は寒い日雨も少し降ったかな東京マラソンの日だ寒いのでコンディションとしては良好だろう先日の肉体労働がたたり現在筋肉痛である今回は腰から両太股にかけて老化を強く感じる情けない


外務省佐藤氏の苦難

外務省のラスプーチンこと、佐藤氏。ノンキャリア入省だったという。かれは逮捕され拘留され、人生が大きく変わった。その転機に当たり、ふてくされることもなく、勇敢に対処している。事件の詳細は知らないのだが、今日できることは何か … Read more 外務省佐藤氏の苦難


暗室で写真現像

フィルム写真しかなかった頃のこと。カラー写真が普通の写真として定着していた頃であったが、個人の家でフィルムの現像、印画紙への感光、現像、定着なども比較的小さな設備で可能だった。風呂場でもできた。伯父がそんな設備を持ってい … Read more 暗室で写真現像


杞憂

何かの文章で杞憂と書こうとして、なんだか紋切り型のようで、やめた。しかし杞憂というのは中国の故事成語の一つで、この言葉だけで、小さな物語を誰にも思い出させるのだから、イメージ喚起力は大きい。「愚か者の人生は不快で不安定で … Read more 杞憂


はばたく

すべてを捨てるからはばたくこともできるだろうそこまで景気よく空騒ぎしなくてもいいあまりに居心地のいい空間があると人間は場所に固執するすべてを捨てるから歩き始めることができるすべてをすてるからこの世界自然のすべてを自分の家 … Read more はばたく


本箱の裏の金具

残骸の中に、木製本箱の背中が見えていた。補強の金具が見えている。この本箱を作った時の情景が浮かび上がる。あのときは本箱などの備品のほかに、床の配線に汗だくになったものだった。あのときはこんな終わりがあるなんてつゆほども思 … Read more 本箱の裏の金具


ちあきなおみ

テレビでちあきなおみについて古いビデオを流していた今風に歌がうまいので驚くどことなく今風ですどこなのか?何パーセント大袈裟に演じるか、そのパーセントが現代風なのではないか?


カエル絶滅の危機

カエルを殺してしまう真菌が蔓延しつつあり、新聞では「カエル絶滅の危機か?」と書いている。カエルが絶滅したらどうなるんでしょうか。童話の世界は困るな。松尾芭蕉も困る。慣用表現の世界でも、カエルはカッパと同格になってしまう。 … Read more カエル絶滅の危機