映画「バベットの晩餐会」

いい映画。
それぞれの人に人生があり、役割がある。
バベットの用意してくれた晩餐会は人々の日常の諍いをも融和に導いてくれた。
どんな状況においても、
自分の活動を芸術だと定義し、
よく生きることは可能なのだと、
メッセージをくれている。

芸術と同じように、奉仕活動においても、
何でもないことを奉仕と定義することができるし、
そのようにしてよく生きることは可能なのだ。

ずっと昔教授宅で、クリスマス会のときに見た記憶がある。
前半に音楽の場面あり、後半に料理・食材の蘊蓄ありで、
教授には楽しい映画だったはずだ。
わたしは、当時を思い出しつつ、映画そのものを楽しみつつ、見ていた。