明治神宮を歩いていて気付いたのだけれど、
沿道の建物の屋根の中で、色が変わっている部分がある。
屋根に大木が覆い被さり、風情があるなあと思って眺めていたら、
木の葉が覆っている部分とそうでない部分では、
屋根の色が異なっているのだ。
一瞬、酸性雨かと思った。しかし植物のせいらしい。
そういえば、観葉植物の中にも、葉っぱから何か樹脂のようなものを吐き出していて、
床が汚れることに気付いたことがある。
明治神宮の建物の屋根で見れば、
確実に腐食を早めている様子である。
植物は人間を元気にするもので環境に優しいものだとばかり思っていたが、
そんなこともないらしい。