Y染色体尊重主義


  • 一時、男系相続論に伴って、Y染色体のことが問題になった。
    ここでは天皇家の話は全く関係がない。
    飲み屋でのほら話である。

  • 現代で、遺伝子診断をして親子関係を確定するならともかく、昔はそんな方法はない。そこで女性の処女性が問題になったのだと思う。しかしそんなものも信じるには足りない。
  • 男性は自分の子供かどうか判定するために、自分と子供の性器を比較検討したと思う。
  • 不思議なことに、性器は、男性なら父親に、女性なら母親に似ている(そういう感じがする、ここがほら話)。
  • 男性はYXだから、男性であることを決定する因子は父親から伝えられる。Y染色体は男性性器の形状決定に大きく影響するだろう。
  • 女性はXXだから、女性であることの形状を母方のXが決めているのか、父方のXが決めているのか、はっきりしない。
  • 先日のテレビドラマ「華麗なる一族」でも、父親が、長男について、自分の子供ではないと確信して、次男を相続者として指定した。
  • このあたりから、Y染色体が大切なのであろうと考えられる。従って、男系相続が大切なのだと考えられる。
  • でも男の子なら誰でもいいというわけでもないはず。女性にもいろいろな自由があるのだから、父親は自分のYかどうか、しっかりと見定める必要がある。
  • これもほら話。ある調査で、米国のある階層では、法律上の父親でない子供の割合は、1割と出た。男性は「そんなに多いのか」と驚き、女性は「そんなに少ないのか」と驚いた。
  • 考えてみれば、女性は月経期間もあるし、妊娠期間、授乳期間など、妊娠に不向きな期間がかなりある。男性はそれがないので、性的に活発な男性は法律で想定しているより広く子孫を残しているだろうと思われる。
  • これもほら話。予言がよく当たる子供がいた。今日おばあちゃんが死ぬと言ったら、その日のうちに死んだ。別の日、今日トム叔父さんが死ぬと言ったら、その日のうちに死んだ。別の日、今日お父さんが死ぬと言ったら、その日のうちに、牛乳配達のおじさんが死んだ。