松下奈緒主演で5回連続。
原作がいいのだろう、おもしろい。
かたおかみさお作のマンガで、第七巻。
仕事を始めるにあたっての、ガイダンスに最適かもしれない。
ノウハウが詰め込まれているドラマは見ていて得をした気分になる。
腐って愚痴を並べているよりは、
工夫した方がいい。
いやな奴だと思って腐ってしまうよりは、
あいつを笑わせられないなら、私の負けだと思い決めて、
その人の笑いそうな話題を見つける人もいるくらいだ。
悪口を言って勝つのではなく、
笑いを取って勝つのである。
いいことだ。
どうせ仕事をするしかないのだし、
どうせ今組んでいるメンツでやるしかないのだから、
なるべくストレスなく職場を作っていきたい、
それは当然だ。
しかしそれがなかなかうまくいかない。
相性というものもある。
しかし、それでも、である、どうせ仕事はしなければならない、
しなくていいなら、逃げてもいいなら、さっさと逃げてしまいたい、逃げているはずだ、
でも、そんなことはできない、
だから、結局、人間関係を工夫するしかない。
多分、一人一人が、みんなのために、苦労も、気遣いも、小銭も、時間も
持ち出しで引き受けるくらいでないとうまくいかない。
特に苦労を引き受けもしていないなら、うまくいかないのは当然だと思うしかない。
苦労して、ぎすぎすを防ぐか、
苦労しないで、ぎすぎすを我慢するか、
どっちもどっちなのだ。
そんなにまで苦労して甲斐があるのかと問われれば、
ぎすぎすを放置して平気でいられるかどうかということだ。
またある人は、ぎすぎすのなかで派閥を作って、集団力学をはじめてしまう。
戦う動物であることは悪いことではないが、
あまりに利己的でも都合が悪い。
対人関係を融和的に導く人と、対立的に導く人がいるものだ。
性格である。