東京もやはり霧雨だった
どうせ年休を取ったので
今日は日本橋高島屋に行った
いつもの駐車場に入れて
いつものエレベーターで上って
いつものレストランの脇を通って
行った
細川さんの陶芸展が開かれていた
有名人のこんなケースでは
たいてい、無料公開であり、
しかも人を招待するのにお金をかけている場合もあるれど、
細川さんの場合には堂々と800円の料金を徴収している。
そして実際、それに値するものだった。
たいしたものだ。
出口には本が積んであり、
中の一冊はエッセイである。
ぱらぱら立ち読みしたのだが、
実によい。
大胆な仮説は述べない、
よく読書をして、
むしろ謙虚に学んでいるという感じだ。
中に一文があり、
ギッシングについてであった。
素直に読んで素直に感じている、
これが筋の良さというものなのだろう。
60歳で余生に入ろうと思っていたらしく、
その後の生活を描いている。
余生になって趣味に打ち込むと充実した時間になったけれど
趣味もそれなりに形になってくると訪れる人も増え、
面会の時間も長くなったという。
忙しくするのは本意でないので、
もう一度意識して生活をコントロールする、
まあ、そんな感じのことを書いていた一節もあったように思う。
瞬間的な立ち読みだから間違いもあるかもしれない。
展覧会の隣では名品展、
うどんを二種とうるめを買った。
ローストビーフに興味があったがとても高価なのでやめた。
またロースハムに興味があったが、これも大変高価で、やめた。
チーズは美味しかったけれど、大きくて高価なのでやめた。
甘いものは、虫歯で恐怖感を味わった直後なので、やめた。
地下を一回りしたがなにも買わず。
しかしお腹が空いたので、
地下二階の 西麻布 イタリア料理 アルポルト にて軽食。
パスタが意外なくらい美味しい。
なぜ素人にできないか、できるはず。
多分、トマトソースに、ツナ缶を絡めて、あと少しの味だ。
今度試してみるつもり。
だって、オリーブオイルとパルメザンチーズを入れればできそうなんだもの。
片岡護シェフのイタリアンの本は私も読んで
真似をしようと思ったこともあるのだが
あまり成功はしなかった
レストランのレジのあたりに片岡護シェフの本が並んでいました。
パスタだけ食べると1500~2500円くらいか。