最後には、ハッピーエンドである。
人生のすべてをかけて、一人の女性を愛する、と
結婚式のような挨拶をしている。
いいことだ。
途中は喧嘩やギャンブルで、男性原理なのだが、
最後には永遠の愛を身近な女性に捧げるという女性原理に行き着いている。
いや、いいことなんです。
それにしても、苦しい人生である。
それをどうしてかと考えてもうまい答えもない。
性格的な問題だといっても、
そのときどきの局面に即して考えれば、
それほど常軌を逸しているとも思えない。
ドラマだから誇張はあり、すぐに人が死んだりするけれど。
人生はこんなものなのだなあという、
おおざっぱな印象を抱くには充分である。
長いことは長いけれど、
連休の長い暇を忘れられた。
ドラマを見ている間は、現実の苦しさから逃れられた。
いいことなのかどうか分からないが。
何とか時間を待つことだ。