夜中にテレビのスイッチを入れたら
偶然さだまさしが出ていて、歌も歌っていた。
友人によると、
彼の母は75歳くらいだけれど、
車の中ではさだまさしを聞いていればごきげんなのだという
テレビ画面の中のさだまさしと
私の会ったことのない年老いた女性とが
結びついた
秋の夜長だった
ほっとして、いつもある日常を肯定できる感情
私は井上陽水のほうが好きなんだと思うけれど
さだまさしが好きだというお母さんをわたしは好きだ
世間は許しても
俺は許さないぞ
と言っていた
また別の友人は
映画の眉山は見ていないが
先日小説の眉山を読んだとかで
才能のある人というものは
やはりものがちがう
と言っていた
「ものが違います」と、
プロ野球・達川が入っていたのだった