最悪の状況で会った人とは
その後も一緒に過ごせるようです。
いい時に会った人は、
大変な状態になると
蜘蛛の子を散らすように逃げていきました。
手のひらを返すというのが本当にあります。
いまも昔のメールを見返すと、誰が、いつ、手のひらを返したか、よく分かります。
わたしはずっとメールを持っています。
逆に、わたしをずっと支援してくれていたのに、
わたしの方から、
裏切った形になった人がいます。
ずっと、心に重いものでした。
どうしてあんな不誠実なことができたのだろうと自分を憎み絶望します。
所詮はその程度の人間なのだと
確認するために、思い出すことがあります。
わたしはこのまま報われてはなりません。
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その人はこんな風に
話し続け
文章について誠実であるこの人らしい正確な文章をプリントアウトして持参する。
もう少しだけ幸せになっていいはずであるが、
しかし現状の閉塞感が創造の力にもなっていると感じる。
ずっと罰し続ける。
その自罰を見て、世間は、自己露出がすぎると非難して、
露出と文学は違うと説教する。
この人が湘南グルメ旅とか
アメリカ人情旅行とか
企画するようになったら、もう、何と言っていいかわからない。
治ったともいえるし、
問題を忘れたともいえる。