年金と子供

子供を産まない、育てないということは、

形を変えた年金逃れである。

未来へのリスクヘッジを怠っている。

年老いた自分がイメージできていない。

一種の怠惰である。

勤勉な人間のやることではない。

年金があるじゃないかといわれて、

でも日本の年金は崩壊ですよと知らされる。

子供がいたとしても「子供に頼らないで自分で生きてね」

なんて言っている。

「わたしだって親に頼らなかったし」などと、

一人で産まれて育ったような口をきいているのである。