わたしはあなたの言葉に値しない
きれいでもない
才能があるわけでもないし
いい年
no merit
頭も悪い
怠け者
言ってくれるのはうれしいのとっても
そんな言葉を言われたいって
ずっと憧れていた
夢よ、女の。
でもあなたに見えているのはこのわたしじゃないんだなって
思うのよときどき
わたしなんか
ただの人なのよ
写真ならいっぱい撮って
一枚だけ見せればいい
隠せるわ
ビデオだともうだめ
隠せない
あなたの前でもうわたしは何も隠していない
それなのにあなたはそんな言葉でわたしをいい気持ちにする
そんなはずはないの
わかっているの
これはゲームなの?
本気にしたら、負け?
あなたも夢を見て
わたしも夢を見て
同じ歩幅で夢から醒めていって
そして現実の愛が残るのよ
あなただけが夢を見すぎているの
わたしはついていけない
いつか言われる言葉ももう知っているの
お前もただの女だった
そうでしょう
わからないの?
わたしはあなたに値しない
わたしは愛に値しない
わたしはご馳走じゃないの
ただのおかずなの
毎日感動なんかさせられないの
また書いてる
わたしはただのネタ?
著作権料、半分でいいからわたしに頂戴
わたしのおかげでしょう?
わたしはミューズだってあなたは誉めたんだから
あなたが言ったんだから
ごめんね
隠してたんだけど
わたししっぽがあるの