日赤もおかしいでしょう

これは以前一度書いたが、
日赤もおかしいと思う。


広尾の敷地を一回売って、
広尾ガーデンヒルズを作った。


今度は、お金がないから、土地を定期借地権にして、
広尾ガーデンフォレストだという。
地域の反対はあったし、緑地をつぶすのだから、小さくない問題である。


将来は、敷地のさらに半分を売って、
建て替えて2倍の高さの高層病院にするだろう。


そのためにも、周到に、広尾ガーデンヒルズとガーデンフォレストの
資産価値を維持する必要がある。


広尾ガーデンフォレストは販売分は完売とされ、
広尾ガーデンヒルズは老朽化しているにもかかわらず、
資産価値を維持している。


商店街が不便で、交通もいいとはいえず、老朽化し、老人世帯も増加し、
病院の隣という安心感くらいがとりえなのに、
なぜ価格を維持しているか。
わたしには不思議である。


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わたしは、なぜ、日赤はそんなにお金がないのか、
厚労省にどのように伝えているのか、
国民に伝えて欲しいと日赤に希望する。


虎ノ門病院はなぜ土地を定期借地権にしなくてもいいのか、
日赤とどう違うのか、教えて欲しい。


売るものがあった日赤はいいが、
都立青山病院はなくなってしまった。


これはどういうことなのか。


日赤は、どうして土地を処分しなければならなかったかを説明することで、
世論に明確なインパクトを与えることができるはずなのだ。


日赤は売るものがあったから、新築費用を補填した。
虎ノ門は売るものがないから、給料を上げない。
それでもブランド病院だから続ける。
なにしろ財務省・金融省・厚労省の病院なのだから、
医療制度は「健全」であることを証明しなくてはならないのだ。
都立青山は売るものがないし、給料を上げなければ職員がいなくなるので、閉鎖した。


全国で自治体病院は赤字である。
税金で補填するが、
それでも医者がいなくなる。


そんな中で、日赤は、売るものがあったから、売ったというのである。
売るものがない病院は、やめればいいのだろうか。