公権力を担って活動している人には、体内にICチップを埋め込んでもらって、
24時間、地表のどの場所にいたかを全部記録しておくのも方法ではないかとの意見がある。
公務員も、政治家も、悪いことはしないのが建前なのだから、
居場所を特定されたとしても、なにも問題はないだろう。
声が聞こえるわけではないから、
誰と会っていたかは分からないし、
携帯で何を話していても、分からない。
ただ、どの時間にどこにいたか、コンピュータが記録するだけである。
たとえば山崎とかいう人が、ナントカ協会系の女性と、
たとえば橋本とかいうひとが中国系女性と、
懇ろになったとして、寝物語の内容までは分からない。
ただ場所と時間が分かるだけだ。
ただホテルの一室で休憩していたといえばいいだけなのだから、
特段のプライバシーの侵害にもあたらない。
そのような仕組みにしたとして、それでも、
公務員と政治家になりたいという人がいるだろうか
という問題である。
自分は最初から最後までクリーンでいたいし、いると思うから
何を調べられても大丈夫だと思う人もいるだろう。
またある人は、自分は最初からICチップでの追跡を前提に動き、
場所だけは仕方がないが、それ以外は嘘をつき通すという人もいるだろう。
その両極端になるはずで、
それは実は現状とあまり変わらないのだろうと思う。
平気で嘘をつけるのも交渉力とすれば、
それは必要なことなのかもしれないのだ。
それを自分の利益のために用いてはならないのだけれど。
厳密には、ぎりぎり、嘘にはならないような運用をするのが、さらにプロである。
ホテルの一室でマッサージを受けることが習慣の人もいるだろうし、
夫婦でゴルフに行く人もいるだろうし、
それは自由だ。
何を話したかまでは分からないから、安心。
とりあえず、ICチップ埋め込みは許可したらどうかな?