韓国映画「朱紅の字」

ドラマ「白夜」でアナスターシヤの
若い頃を演じていた女優さんが
なくなったことは知っていて、
ちょうど手元に韓国映画「朱紅の字」が
あったので視聴。

以前見た時に記憶に残ったのは、
看護士さんが産婦人科で女に、
「こんどは中絶しないでくださいね」と
言ってしまい、
それを夫が聞いてしまう場面だった。

今回は前回よりもかなり理解は進んだ。
しかし、ファックスの内容とか、もう少し字幕で
解説して欲しかったような気がする。
関係ないから訳さなかったのかもしれないが。

ブルー・ノート ソウルでボーカル。
それが亡くなった女優さんの役。
愛情表現も激しい。
でも、ブルー・ノートにしては素っ気ない。

画面はとてもきれい。
インテリア見本市のように次々にきれいなセットを見せてくれる。
赤を中心に配置しているのが分かる。

血の色も赤。
でも、映画の中の血は、
明らかに赤インクで、さらさらした感じ。

この人が若くして死んでしまうのかと思いつつ、
見終わった。

スカーレット・レター。19世紀アメリカ文学の名作として名高いナサニエル・ホーソーンの小説『緋文字』。植民地時代の北米大陸を舞台に、姦通の烙印を押されながらも真実の愛を貫き通して闘った女性の姿。デミ・ムーアが主演したバージョンがありました。


17世紀、北米大陸のニューイングランド地方。若く美しいヘスター・プリン(デミ・ムーア)は、仕事で忙しい夫のロジャー(ロバート・デュヴァル)よりもひと足早く、戒律の厳しいこの地方に入植した。ここは先住民族のインディアンとの間に緊張が高まりつつあった。ある日彼女は、インディアンに聖書の教えを説く牧師のアーサー・デイムスデイル(ゲイリー・オールドマン)と出会い、2人は互いに引かれ合う。そんな時、ロジャーを乗せた船が沈没したとの報せが届く。呆然とするヘスターを励ますアーサーに、彼女はこの結婚は15歳の時に親の借金のためにした、愛のないものだと打ち明ける。2人の愛は燃え上がり、やがて彼女はアーサーの子を身ごもった。町の審問会で父親の名を問われても決して明かさなかった彼女は投獄された。数カ月後、娘パールを生んだ彼女は解放されるが、以後、姦通を意味する緋色の「A」の文字を生涯胸に縫い付けるよう命じられる。厳しい迫害と中傷の中、ヘスターは自らの愛を信じて愛するアーサーとパールのために、毅然と生き続ける。そんな折り、死んだはずのロジャーが姿を現した。インディアンに捕らわれていたのだ。実の夫が生きているとわかれば、彼女の死刑は免れない。ヘスターを恨むロジャーは、自分の身分は明かさない代わりに彼に献身的な愛を捧げるよう要求し、彼女はこの屈辱的な申し出を飲んだ。また、ロジャーはインディアンの襲撃を恐れる町の長老たちにもっともらしいアドバイスを与え、町の名士としての地位を着実に築く。さらに彼は、パールを魔女として弾劾し、その父親がアーサーであることを突き止める。その夜、冷静さを失ったヘスターを、長老の息子ブリュスターが襲った。彼女は逃げおおせたが、それを見ていたロジャーはインディアンの仕業に見せ掛け、彼を殺した。町の人々はインディアンを疑い、ついに戦いの火蓋が切って落とされた。ヘスターとアーサーは混乱の中、パールを救出する。パールは緋文字「A」を母の胸から取り去り、川に流した。

というような長い話です。一回は見たけれど、二回見る気はしません。真実の愛、ねえ。