新型インフルエンザは実際困ったものだ。
アメリカは薬剤も、人工呼吸器も備蓄しているとのことで、
アメリカで暮らしたほうが助かる見込みがありそうだと思うほどだ。
ドラマには麻生祐未が出ていて、
冬至の日に夢に見た目に似ていたが、
切れ長というよりも、全体に目が大きいのだと思う。
甲状腺機能亢進症のように目の開裂が大きいのとも違い、
なんだか1.5倍の人間の目をとってつけたような感じとも思える。
エジプト壁画の目にやはりやや近いもののようだと思う。
夢の印象は安めぐみみたいな感じだったかもしれない。
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NHKスペシャルに後押しされて、世論が応援して、
厚生労働省が決定し易い環境をつくれるのだろうか。
ぜひ万全の体制を敷いて、世界の見本となり、
新型インフルエンザ日本式対策を輸出できるようにしたいものだ。
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そのためには結局、予算と指揮命令系統なのだけれど、
アメリカは、生物兵器テロのシフトで新型インフルエンザに対処するようだ。
そもそも予算の出所と、命令系統が違い、
緊急度の設定が違うのではないかと疑われる。
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問題はタミフル耐性を扱っていたことで、
これは、東南アジアの養鶏業者、とくに闘鶏などの業者が、
タミフルをこっそり使ってしまい、
結果としてタミフル耐性菌を発生させていたらどうなるかということのようで、
実に困ったことになる。
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ウィルスは、自分で独立しては生きられないから、
寄生した宿主を殺してしまっては元も子もないわけで、
宿主を殺さない程度にするのが賢いのだけれど、
新型インフルエンザは、勢い余って殺してしまうようだ。
それでも、人類皆殺しというわけではなくて、
比較的体力の弱い人や免疫力の弱い人を殺してしまうようで、
強い人は残り、弱い人は消えるという、
弱肉強食になっているようだ。
容赦のない世界であるが、仕方がない、
新型インフルエンザに強いタイプの人間が生き残るということになるのだろう。
適者生存を目の当たりにすることになるのだろうか。
新型インフルエンザが拡大するにあたり、
まだ人間が免疫を獲得していないことは新型インフルエンザにとって有利であるが、
強毒性で、致死率が高いことは逆にマイナスだと思う。宿主を殺してしまっては、元も子もない。
人間の側の希望としては、広がるなら広がってもいいから、せめて殺さないで欲しいものだ。
この条件は、ウィルスの側でも、受け入れやすい好条件だろうと思う。
変異を反復するうちに、弱毒株の方が早く広がったとか、そうなってくれればいい。
ウィルスにすれば、人間もどんどん繁殖して、ウィルスもどんどん広がってというのが、
共存共栄のシナリオであり、
たとえば、人間の細胞とミトコンドリアみたいに、仲良く生きられればいいのだ。
寄生したウィルスが宿主を殺してしまうなんていうのは、
実際、間違ったことだ。
このことで人類の淘汰が進むとは考えられる。
ある種の、適者のみが残る。
本当に困ったものだ。
弱毒新型インフルエンザを早く作って、ワクチンの形にして接種、
免疫細胞を作っておいて、
強毒新型インフルエンザの入り込む余地をなくしてしまいたいものだが。
その作業にしばらくの時間がかかるといっていた。