人間は、おおむね、家族の顔を多くの時間見ているし、
トイレの行き帰りなどに自分の顔を見る。
自然に、自分の家系の顔になじみがわく。
配偶者を選ぶとき、自然に、自分の顔に似た人を選んだりする人も多い。
夫婦の顔をみると、よく似ていることも多い。
また、 夫婦は、だんだん似てくることも多い。
そうした観点から見れば、
お互いに似ているはずで、相思相愛が多くなるだろう。
いいことだ。
しかし一方では、自己愛的な成分も混入する。
むつかしいものだ。
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わたしなどはもう老人だから、
やつれた顔が映るだけであるが、
若い人たちは、自分の顔に惚れ惚れとしている人が、ある程度いるのではないだろうか。
そうでなければ、日本のアイドルがこんなにも
低レベルであることの説明ができない。
理想的な人よりも、自分に似た程度の人が好きらしい。
中国には、日本の10倍以上の人がいるのだから、
吉永小百合も、小谷 真生子も、宮沢りえも、10人ずついることになる。
中国語が大事だ。