グローバル・ソブリン・オープン

ファンドの代表というと、
グローバル・ソブリン・オープン。

日本のファンドが全部で70兆円くらい。
そのうちこのファンドで5兆4千億円。
10年を経過していて、小さな証券会社や地銀で売っているらしくて、よく売れるらしい。
業績もいいと思う。
分配金を出して、なおこの数字だから、立派なものだ。
株に比較して変動に強い債権の強みを出していると思う。
現状では、株が極端に弱くなっているから、なおさらそう感じるのだろう。

シティグループ世界国際インデックスを指標にしているらしく、
業績はおおむねそれに同じ。

日本の分配型ファンドの元祖なのだという。
内容を見ると、先進国の債権を中心にしたもので、
安定しているはずだ。為替変動には無力なはずだ。

債権は約束ありの分、利率が低いけれど、国別にかなり差があり、税金のこともある。
株は出世払いの分、リスクも大きい。
あとどれだけ生きるか分からないのに、
株などに投資している金はないともいえる。

目的にあったものを買えばいいのだから、
わたしとしては、何も買わず、とりあえず使えるお金にしておくのがいいとひそかに考えた。

誰にも手数料を払わなければ一番いいだろう。
まずコストの節約である。
税金もバカらしい。

しかし、資本主義の原則で、経済成長に見合った分だけ
儲けていないのは、実質的に損をしているということだ。
だから、ひねくれてばかりもいられない。
合理的に考えよう。

いつまで生きるのか、それが問題だ。