上司は部下につらく当たる。
優秀でも劣悪でも、
つらく当たられる原因になる。
上司には不幸がある。
なぜそれを部下が引き受けなければならないか、
不条理である。
しかし、世の中にある不条理の中では、
小さくて普遍的なものとして、放置されている。
不幸を押し付けられることも給料のうちだと思って、
耐えている。
一時的だと信じて、耐えている。
どの人も、その立場にたてば、同じことをするかもしれない。
立場を変えれば、同じことをするかもしれない。
どんなことにも、理由があり、物語がある。
人間というものの、根本的な劣悪さなのかもしれない。
神に製造者責任がありそうである。