どこかの窓口で、
日本国債を販売するチラシを見かけた
いまどき?
売る人は、どんな気持ちなのだろう。
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テレビで、旅行添乗員の窮状が訴えられていた。
海外では、タイムカードもなく、勤務の実体がつかめないから、
残業代なしの日払いにするしかないと会社は言っているらしい。
番組の中で、「もしも課長さんや部長さんの娘さんや息子さんが添乗員だったら、
このような処遇でいいですか、人間として考えて欲しい」と
いった意味合いのことを語っていた。
それはその通りで、自分の子供であったら、そんな目にはあわせないだろう。
他人だからそのようにしているのである。
搾取して平気だというのが資本主義なのだ。
そんなに悪い職場なら、さっさと転業すればいい。
それが自由市場というものである。
転業はいやだ、給料はあげろというのは、社会主義的な光景だ。
食べていけませんというなら、
食べていける職業に就けばいいだけのことだ。
そして、人が本当にいなくなって困った旅行業者は、
添乗員をどうするか、本気で考えるようになる。
昔はストライキをしたものだけれど、
最近は、、「もしも課長さんや部長さんの娘さんや息子さんが添乗員だったら、
このような処遇でいいですか、人間として考えて欲しい」と説得するものらしい。
そんな説得に乗る経営者は、現代では経営者として不適格者である。
すぐに倒産するだろう。
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日本国債を売る人も、そんなものだろう。
ノルマがあるから売るだけで、
自分の子供には売らないだろう。
身内に回したいくらいの商品なら、
チラシをはずして、こっそり手に入れる。
リクルート社の未公開株のように。
そもそも、窓口に行って、相談して、たいして考える時間もなく、
お勧め金融商品が出てくるのはおかしいではないか?
そこにちらしは何種類ありましたか?
販売ノルマになっている二種類くらいではなかったですか?
まあ、それでも、金利のいい時代には、いわれた商品で、充分に儲かった。
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どの期間動かさないでおける資金なのか、
まずはっきり聞いて、その上で、利率のなるべくいいものを紹介する。
ポンド国債でもいい。
為替リスクはあっても、期間があれば、安全性が増す。
多分、そのように紹介するはずで、日本国債を買わせるというのは、
論外のような気がする。
良心の問題というか。