お姉さんは野菜を作る

8丁目で、カシューナッツを食べていると、
わたしね、家庭菜園を借りたのと来た。
この人は千葉に住んでいて、自転車で5分のところに家庭菜園の募集があったので、
ピピッと来て、借りた。
最近は本で研究して、無農薬有機栽培に挑戦するという。
近くのホームセンターでなんでもそろう。
家で出る生ごみも、乾燥させて、自分で処理して、肥料にする。

エコな生活なのよ!
とのこと。

まあ、やってごらん、虫がついて大変だから。
でも、農薬よりも虫の方がいいかな。
芋虫を食べる人たちもいるそうだし。
毒ではないらしい。
毛虫はどうかな?

私の場合は、毛虫を取り除くことさえできなかった。
夢に出てきそうで。
そのように人間に恐怖されたから、
生き残ってきたのだろうと思うが。

家庭では中国産が敬遠されているとはいえ、
業務用には使われているのだろうと疑う。
先日の肉のはなまさには中国産が山積みだった。

今日のカシューナッツも、ひょっとしたらお酒も、中国製だろう。

夜、新橋を歩いていると、中国人女性が、体当たりしてくる。
わたしはもうへとへとで何もできるわけはないから、ただ背中を流してもらう。
しかしそんな中で考えてみると中国という国の矛盾と、
その矛盾の必然を思う。

たとえば日本で共産党が政権を取ったら、
トヨタを国営企業にしてしまうようなことが、
中国では起こるとしたら、どうなのだろう。
また、今回はチベットの動きに対して、強硬な抑圧である。

権力に何も関係のない立場から見れば、
権力の源泉である個人の集合が、
権力の分離独立を望んでいるとき、
止める方法は暴力しかないし、やはり、止めるべきではないと思う。

しかし権力側から見れば、搾取の対象であり、搾取の頭数は多いほうがいいに決まっている。
それが大帝国であり、膨張主義である。

中国は人民から搾取をしているから、分離独立を認めたくないのである。
主張のとおりに、搾取に敵対しているなら、そもそも分離独立の動機はないだろうが、
それに反対する動機もないのである。

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まあ、それはそうとして、
育て易いのは、ハーブ系であるが、あまり役には立たない。
ほうれん草は虫がつきくにいが、同じ理由で、人間にも、少し難がある。
ジャガイモなどよさそうである。
スイカも楽しそう。トマトは、プチトマトを作るつもりらしい。
要するに、ホームセンターに行って、よさそうなものを選んで少しずつ植えてみる作戦らしい。
その年の気候に合うのはどれか、よく分からないから。
農協はどう?と聞くと、要するに直売場を開いているだけで、
よく分からないとのことだった。

虫除けに、ブランデーでも振り掛けてごらんよ。