[ロサンゼルス 27日 ロイター] 米国の女性が27日、空港の検査で乳首に付けたピアスをペンチを使って外すよう命じられたとし、運輸安全局(TSA)に対して謝罪を求めた。
この女性マンディ・ハムリンさん(37)は2月24日、テキサス州ラボックの空港で男性係官からピアスを外すよう命じられたとしており、宝飾品類を強制的に外させるのはTSAの規則に反していないかどうかの調査も求めている。
ハムリンさんは弁護士事務所の前で記者団に「驚きや困惑、屈辱、恐怖や怒りを感じた」とコメント。「この状況は完全におかしい。私は黙って座ってはいない。誰もこんな風に扱われるべきではない」と述べた。
一方、TSAは声明で「テロリストが危険物を取り扱いに慎重を要する体の部分に隠そうとすることを十分に理解しており、それゆえにわれわれは米国民に対し、危険を発見した場合は解決する責任を負っている」としている。
またTSAは、女性テロリストが爆発物を体の「公にしにくい場所」に隠す例が増えているとし、係官向けのトレーニングで使用されている「ブラジャー爆弾」の写真も公開した。
[北京 12日 ロイター] 中国人の女が、寝る前に足を洗わなかった夫を生きたまま焼いて殺害したと、地元メディアが12日に報じた。
報道によると、中国中央部の河北省出身のこの夫婦は、4日の夜にけんかをした後、一緒に酒を飲んでいた。午後10時ごろになって夫が足を洗わないままベッドに入ったのを見た女が、怒って夫が寝ているシーツに火を付けたという。火はその後寝室を包み、女は逃げ出した。
新華社は地元紙の記事を引用し、先月結婚したばかりだったこの夫婦は、新婚旅行中からささいなことでのけんかが絶えなかったとしている。
女はその後逮捕された。
イタリアにあるシチリア島の裁判所が、受刑者であるマフィアのメンバー(36)が国内の刑務所への収監に適さないほど太っていることから、自宅監禁を許可する判断を下した。受刑者の弁護士が、ロイターに対して地元紙の報道を認めた。
サルバトーレ・フェランティ受刑者の体重は210キロ。
フェランティ受刑者はこれまで同国内の4カ所の刑務所で6カ月間を過ごしたが、衣服の脱ぎ着や移動などに補助が必要だったり、体のサイズに合うベッドがなかったりして刑務所側から苦情が出ていた。このため、弁護士が裁判所に同受刑者の自宅監禁を求める申し立てを行っていた。(ロイター)
マケドニア南部ビトラの裁判所は、養蜂家からはちみつを盗んだクマに有罪判決を下した。ただ、クマには所有者がおらず、保護動物にも指定されていることから、養蜂家に対しては国が14万デナール(約35万円)の損害賠償を支払うよう命じている。
勝訴した養蜂家はドネブニク紙に対し「クマが怖がると聞いたので、撃退するために照明や音楽を使った。そのために発電機を買い、辺りを照らして音楽をかけた」と語った。
ただ、その後の数週間は効果があったものの、発電機が使えなくなって音楽がやむと「クマは再びミツバチの巣箱を襲ってきた」という。
クマの居場所などの情報は明らかになっていない。(ロイター)
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