次世代ネットワーク

NTT東日本と西日本の両社は28日、次世代ネットワーク(NGN)を使用したサービス「フレッツ光ネクスト」の概要を発表した。サービスは首都圏と大阪の一部で開始し、料金は既存の光サービスと同額に抑えた。31日午前9時から申し込み受け付けを開始する。
NGNの“目玉”でもある映像配信は、より高精細な映像が送受信できる。生活に身近なテレビとネットをつないで、見たい映画を見られるなど、新たな映像視聴スタイルの普及のきっかけとなりそうだ。同様にネットとテレビを融合させたサービスを行うアクトビラも、NGNの商用化を「テレビとネットの融合をより広く知ってもらえる」という。

NGNとは次世代ネットワークの総称。電話網がもつ安定性を持つ一方で、IPネットワークの経済性も兼ね備えている。帯域を保証した品質サービスのほか、発信者IDをチェックできるセキュリティー機能、回線の混雑などをコントロールできることなどが特長。

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次世代ネットワークがもう始まってしまうんだねえ。
このことが、東京のステイタスを上げるか下げるか、見ものだと思う。
分散型の国土には多分、ならない。
より高精細な映像とは言っても、テレビ会議で、部長の高精細な顔が見えても仕方がない。英語のテレビ会議がよく分からなくて、ノイローゼになる人が増える。
医療用に使えるようなことが書いてあるが、実際の人間から発せられる情報の一部だけで何かを診断されて、納得するだろうか?
この場合も、新技術が牽引するのは、世界遺産とAVくらいのものだろう。AVが進化すればするほど、少子化になる。AVをうまく利用できない層は、早婚になる。(某投手の話ではない。)

国宝シリーズをNHKがライブラリー化して、いつでもアクセスして見ることができるようになる。
それはそれですばらしいのだが、実際のものを手にとって感じたり、同じ空間に存在して空気を吸ったりするのとは、違うだろう。

違うけれど、実際のものよりも、憧れは強くなるだろう。
海外旅行よりも、海外旅行記が、憧れをそそるのと同じだ。
自分の勘違いや思い込みを載せることができるので、
実際よりも美しく見える。

古都鎌倉というが、実際は不便な田舎の寺院海水浴観光複合体に過ぎない。
暮らしてみると道路が細い。宗教法人が、税金を安くしてもらっているので、宣伝はできる。それだけのことだろう。
文人が鎌倉に多く住んだ頃もあった。川端が逗子マリーナの一室に仕事場を持ち、それが最新式だったのだから、現在の姿を見ると、感慨も深い。相続でもめたままの物件もあり、権利関係がはっきりしないのだという。