ガソリン暫定税とかでゆとりの財源を作っても、
やりたいことは結局、
高級マンション、高級車、温泉、料亭、ゴルフ、マッサージチェア、そんなもの。
なんて平凡なんだろう。
そういえば、こんな一式のメニューで年中忙しくしている家族がいる。
お金はあるが根本的にバカである。
しかしいまの日本では、そのくらいしか金の使いようもないのだろう。
日本でなくても、多分、そうなのだろう。
人間の欲望には限界がある。
その程度のことなら、たいしたことはないだろう。
高級マンション、高級車、温泉、料亭、ゴルフ、マッサージチェアを
一通り体験してみれば、全部虚しいと分かる。
お金に群がるもの立ちは結局、お金に跪いているのであって、
人格を尊敬しているのではない。
たいてい、男は自分で稼ぐのだが、
男に稼がせて、自分も住宅、車、旅行、食事といい思いをする女は、どうなのだろう。
守屋氏は結局あれでおしまいで、
マスコミにも登場しないのかな。
あとは司法の場でということか。
守屋氏の場合も、妻の行状が甚だしかった。
男たちよ、妻たちの行状を見て、浅ましいと思わないか。
こんなこともために、税金を分捕ってきたのかと、
虚しくならないか。
妻のために使うより、国民のために使おうと思わないか。
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妻を一回通して、国民に還元するといえば、それでも理屈は通るけれど。
実際、旅行とゴルフに妻を連れて行き、邸宅に妻を住まわせるのは守屋氏で、
その前に問題になった経済学の本間氏は愛人にこれらを与えていたのだった。
愛人を通して還元する手法も、広く行なわれている。
元××庁長官が隣のマンションに愛人を住まわせていた。
ときどきプールで会った。
夫婦がわれなべにとじぶたというのは
しかたないとしても
愛人ともまた、われなべにとじぶたなのだから、
まことに情けない。
しかしニューヨーク州知事買春の一件にしても、
とてもそんな大金に値する話とは思えず、
おはりわたしの価値基準はずれているのだろう。
高級マンション、高級車、温泉、料亭、ゴルフ、マッサージチェア、
妻、愛人、高級娼婦、すべて虚しい。
どれをあげるからといわれても、
ぜんぜんやる気起こらず。
うつ状態なのかな。エイズ恐怖だし。
金があっても、やりたいことは結局そんなものだとしたら、
もう何もいらない。