このくらい大きいと、
普通のカメラでもかなりくっきりと出る。
このくらいの描写は少しいいカメラでないと難しいようで、
光線の具合も、幸運に恵まれないと、このようにきれいにはいかない。
やはり光線が横から当たる時間がコントラストがくっきりと出て美しい。
バラのように色がくっきりしているものと違い、
薄紅色の花びらは描写しにくい。
背景が青空になって、
光がきらきらと横から当たる、朝のほうが私は好きだ。
だから、東側に光を遮るものがあってはいけない。
満開または散り始めの、晴天の朝、桜の花びらの塊を、
東から45度ずれた地点で撮影するのがいい。
昼になってしまうと、どうしても見上げる視線からいえば、逆光になる。