梵漢和対照・現代語訳 法華経 全2巻 植木 雅俊 訳
大乗仏典のなかでも,古来「諸経の王」と呼ばれる法華経.本書は,複数のサンスクリット・テキストに綿密な校訂を施し原典テキストを確定させるとともに,深い仏教理解に基づく詳細な注解を付した画期的達成.訳者の長年月かけた一点一画をも疎かにしない原典に忠実な訳業により,曖昧さを残さない,読みやすいこなれた現代語訳がここに完成した.テキスト相互の対照を可能とすべく,サンスクリット原典,鳩摩羅什による漢訳テキストを併記.
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これは本質的に重要な仕事。
個人的には仏典を読んでも霊感の訪れは感じないので、体質として向かないのだと思っている。自分はカトリック向きだと感じている。
しかしそう言っていないで、尊敬をこめて、読んでみようと思う。
中村元先生も、月曜のレクチャーで鳩摩羅什のテキストは重視していました。