韓国で鳥インフル拡大

感染地域の家禽を不法販売 韓国で鳥インフル拡大 
 
記事:共同通信社 提供:共同通信社 【2008年4月15日】

 【ソウル14日共同】韓国で今年最初の高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)感染例が見つかった南西部の全羅北道金堤市で、流通業者が搬出禁止措置に反して防疫対象の農場から家禽(かきん)約600羽を買い取り、飲食店などに販売していたことが14日までに警察などの捜査で発覚した。聯合ニュースなどが伝えた。

 飲食店が購入した家禽からは簡易検査でウイルスの陽性反応が確認され、人為的な原因による感染拡大の憂慮が強まっている。

 南西部の全羅道地域では高病原性とみられる鳥インフルエンザが拡大。農林水産食品省によると、14日までに32カ所の養鶏場などで発生が疑われ、このうち20カ所でウイルスの陽性反応が確認された。

 全羅南道でもH5N1型の感染例を確認。同省などは事態の深刻化を受け、感染地域周辺での家禽類の殺処分を拡大し、14日までに計約164万羽を処分した。さらに約130万羽を処分する予定。
 
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そろそろ心配してもいいころあいだな。
これも2008年的風景。