うつ病患者の受診率 日本は25%で低い

そううつ病を含む気分障害の患者数は、
1996年の約43万3000人から2005年の約92万9000人と、増加傾向にある。
また、うつ病患者の受診率も諸外国に比べ低さが顕著で、
アメリカやカナダの55.7%に対し、日本は25%となっている。
厚労省側は、うつ病対策の課題について、
(1)うつ病への気付きと医療機関への受診の促進
(2)医療機関における、うつ病診断・治療技術の向上――の2点を指摘した。

「心の健康週間」などを国民運動として実施する必要性や
職場復帰のための支援充実などについて、議論された。