「水道汚染」「米国の兵器」…四川大地震、ネット上にデマが氾濫
2008.5.16 23:41 産経ニュース
このニュースのトピックス:汚染、公害
【北京=川越一】中国・四川大地震の発生後、中国国内で、インターネット上を中心に地震に関連するさまざまなデマが飛び交っている。中国公安省は16日までに、これら“愉快犯”に対し、拘束などの強硬措置に出た。
地震発生直後から被災地の成都では市民の間に「水道水が汚染された」との話が伝わった。ほかにも、「大規模な余震が起きる」という一見信憑(しんぴょう)性がありそうなものや、「四川大地震は米国の地球物理兵器によって引き起こされたものだ」などという荒唐無稽(むけい)なものも。これらはすべてインターネットが出所とされている。
中国当局が地震発生を予知していながら、北京五輪前に市民が混乱状態に陥ることを恐れて情報を隠蔽(いんぺい)したとの批判もネット上に流され、地震予測研究所の研究員が、中国国営新華社通信に「どこの国も専門家も正確な地震予知は不可能」と否定する一幕もあった。
中国公安当局はネット上で発見した40件以上の地震に関する“デマ”をもとに捜査を進め、16日までに扇情的な発言を広め、政府に対する国民の信頼を損なったなどとして、関与した2人を拘留、2人に謝罪文の提出を求めたほか、13人に警告処分を下した。
強硬姿勢の背景には、国内外の反応をにらみながら震災への対応にあたっている最中、パニックが政府批判へ向かうことを防ぐ意図がうかがえる。
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地震兵器とか核攻撃、中国の核兵器製造施設での事故、巨大ダムが狙われた、など。
中国政府は放射性物質については心配ないと繰り返すだけで、
具体的に何がどこにあって確認して大丈夫だとは言わないようで
当たり前だが
包括的に心配してもらわなくて結構と言うだけだ
海外からの救援隊の活動場所を限定しているのは理由があるとも言えるし
怪しいとも言えるだろう
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もし地震を誘発できるなら、
小さな地震を計画的に起こして、
プレートの歪みの蓄積を少しずつ解消できないものだろうか。
部分的に誘発しようとして
全面的な大地震になったら目もあてられないが。
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今回の大地震を契機にして「断層地震説」あるいは「プレートテクトニクス仮説」から「地震爆発論」へと地震観をシフトする必要があると私は考えます。
との意見もあり、今回の四川での地震に際しても、爆発が観察されているとの主張である。
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三峡ダム周辺では、156メートルまで貯水した2006年以降いくつかの地震が起きていたようです。危険性を認識し、ダム建設反対を訴える地質学者は排斥され、地質データは隠蔽されてしまったようです。
との記事も見える。
専門家によると、問題の焦点は、三峡ダム一個だけが地震を発生させたのではなく、三峡ダムの近辺100km以内に別の大型ダム2個、即ち清江隔河岩水庫ダムと葛州ダムが存在しているために、この地質が不安定な地域に、大型ダム三個が極めて近い距離で不均衡な圧力を地質断裂上に加えて、その圧力差のために地震を誘発する共同作用を生じ、その結果、三峡地区で強烈な地震が発生しやすくなるのであるという。
「民運情報センター」の先の報告では、消息筋によると、三峡ダムで地震が発生しうるという論証を進めていたところ、三峡ダムの建設プロジェクトに反対していた地質学者が排斥された。このため、これら計画に反対していた地質学者たちは、外国の学者たちとともに、三峡ダムが強烈な地震を誘発するという論証をさらに煮詰めたいと思った。しかしながら、中国の関係部門は、地質資料が国家機密に属するとして、専門家の閲覧を許さなかった。
「地震の専門家によると、総ての大峡谷は、地質が断裂して形成されたもので、元々の地質は安定しておらず、そのような地質が不安定な大峡谷にダムが建設されて、水位が100メートル以上になると、巨大で不均衡な圧力差が地質断裂上に加わり、地震を発生し易いという。」・・・とありますが、総ての大峡谷は、地質が断裂して形成されたものかどうかは、専門家でないので分かりませんが、そうでないとしても、100メートルを超える水圧が新しく作用すれば、地下深部に地下水が送られ、解離条件が変化して、解離ガスの爆発という地震が発生する可能性があります。
結論として、今回の地震が揚子江上流域でのダム群建設の結果として引き起こされた人為的なものである可能性は高いと思います。日本でも中越地震、および中越沖地震はCO2を地下に圧入したことによって生じた人為的地震である可能性が高いと私は思っています。
地震学が間違っているために人為的に悲劇を作ってしまっていることが理解できないでいる可能性があります。早急に地震学の見直しを図っていただきたいと地震学者にお願いいたします。
最悪の事態へ向けて微動が始まった。 三峡ダムの貯水が始まって、すでに記録されただけで地震は200回を越えている。貯水池は重慶から上流の広い流域。
本当に怖いのは、貯留される水の水圧によって地下深部に水が浸透すること、また水圧によって地下内部の圧力・温度関係に変動をもたらすこと、それによる解離ガスの発生であります。この解離ガスの発生が地震という爆発現象を齎すこと、つまり、貯水深の大きなダムの建設そのものが、地震を誘発し、ダムを決壊させるという可能性のあることなのです。
プレート論の矛盾(パキスタン地震とスマトラ沖地震)
なども議論されていて、そう言えばそうかなと思う。