銚子市立総合病院 その後

銚子市立総合病院:休止問題 来週臨時議会 「継続要望」どう判断 /千葉  
 
記事:毎日新聞社提供:毎日新聞社【2008年8月15日】

銚子市立総合病院:休止問題 19日に臨時議会 「継続要望」どう判断 /千葉

 銚子市の市立総合病院の「診療9月末休止」問題で、同市議会(定数26)の臨時議会が19日に開かれる。休止に伴う同病院事業会計の補正予算や、医師と看護師ら計204人の解雇による定数条例改正などが提案されるが、「病院継続」を求める市民の声に同議会がどのような判断を下すか注目される。

 同病院には現在医師12人、看護師125人(准看護師31人も含む)など計204人が勤務している。岡野俊昭市長が診療休止を発表した7月7日以降、患者の転院などを進め、一般入院患者125人は63人(8月13日現在)に、精神神経科の入院患者39人は24人(同)にまで減少した。精神神経科に通院する約1000人の患者に対しては市内に民営診療所を設置し、診療を続けられる方向で検討している。

 市民集会や署名運動などで診療継続を求める市民運動が繰り広げられる一方、十数議員が「休止賛成」の意思を表明。議案が可決されるかどうか注目される。

 臨時議会は18日開会、5議案提案説明、質疑が行われ、20日の「教育民生委員会」での審議を経て最終日の22日の本会議で採決する。初日の本会議では診療休止に反対している加瀬庫蔵(くらぞう)議長が議長辞職願を提出し、新議長が選出される予定。【新沼章】
 
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精神神経科に通院する約1000人の患者
ですか。