京都から博多まで/藤圭子

肩につめたい小雨が重い 思いきれない未練が重い 
鐘が鳴る鳴る憐れむように 馬鹿な女と云うように 
京都から博多まであなたを追って 西へ流れて行く女

京都から博多まで/藤圭子

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この頃の雨は小雨なんていうものじゃない

亜熱帯の土砂降り
傘をさしても服はずぶぬれ
白い肌にはきつすぎる
それでも未練が重過ぎる

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一瞬のうちに豪雨そして洪水
日本語の脳がついていけない