ネット社会 自分を創る 心の栄養

食べものが身体を作る。
腐ったものを食べてはいけない。

心を創るのは言葉やイメージである。
腐った言葉やイメージにばかり接していてはいけない。

腐った言葉が腐った心を作り出す。

自分を創りたいと思っている人は、
自分の普段接している言葉やイメージが自分を創るのだと
充分に意識して、
どんなものに接するかを決めていきたいものだ。
選択できるはずである。

何が腐っているか、
逆に何が良いのか、
判断が難しい場面もある。

時間がたたないと分からない場合もある。
だからこそ慎重に自分の人生を創っていこう。

高校生くらいまでは自分で選ぶことも難しいだろう。
むしろ、選択するための基礎訓練のようなものだろう。
大学生以降になれば、
自分がどんな言葉や写真や絵や映像に接して暮らしていくのか、
ある程度決めることができる。
そして長い間に心にしみこんであなた自身になる。

どんな人と付き合うかで
あなたの人生の半分は決まるだろう。

豹柄も薔薇柄も無地も
それぞれにいいものだろう
しかし長い間に自分の心がそのようになるのだと思って接しているだろうか

映画はいろいろなものがあってもいい
しかし長い時間の後にあなたがそのようになるのだと自覚して見たほうがいい

そこにあるすばらしい時間もくだらない時間も
すばらしい感動もつまらない笑いも
やがてあなた自身になるのだ

反面教師という言い方もあり
心は選択できるかのようにもいわれるが
多分そうではない
繰り返して接しているうちに
自分そのものになってゆくのだ

食べものと同じである
食べものならば
見たあとに、食べるか食べないか決められる
しかし
言葉もイメージもいったん見てしまえば
脳は覚えてしまう
そこが食べものと言葉・イメージとの違いになる

スポーツ選手が身体を作るために食べものを選ぶように
人生を創りたいと願う人は
言葉とイメージを慎重に選択しよう