箸の使い方も知らない子供 ネット免許

しばしばいわれることだが
家庭のしつけの象徴として
箸の使い方がある

箸をうまく使えない人を見ると、
子供時代を通じて
しつけがされてこなかっただろうとか
大人にあこがれて何でもまねをしてみたい時期を経過していないのだろうかとか
いろいろ考える

実際現代社会では、
箸が使えなくてもたいしたことはない
魚をほぐせないことが難点だけれど、
食べたてから口から骨を出すのだって
一種の食べ方で、とりあえず栄養になればいいとも言える
たまに骨を飲み込むからちょうどいいかもしれない

栄養面の話ではなく
長期的に見ると、その人は箸を上手に使えないことで
人生の損をするかもしれないということだ

たぶん損をすると思う

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インターネットや携帯との付き合い方も似ているところがある。
別に大人や専門家に習わなくても、とりあえず使えるようにはなる。
何を見るか、どのように見るかについては、
ほとんど余計な干渉という感じで、
見てはいけませんと例があげられれば、
とりあえず見てみたいと思うもののようだ。

性的な過激なページへのアクセスは男性だけではない。
女性もかなりの数で閲覧している。
ネットというものが意識を変えていく現場を見るような思いである。

受信するときには情報を吟味し、副作用も見抜いた上で活用する技術。
発信するときには個人情報に留意し、言葉がどのように独り歩きするか注意して発信する技術。
いずれも必要だと思う。
素朴なままでは怪我をすると思う。
自動車の免許を交付するように、
インターネット免許を交付してもいいように思う。
違反をしたら免許停止。
世間の迷惑を考えたら、自動車並みの扱いでいいと思う。