世界3大諜報機関

英のMI6(SIS)、米のCIA、イスラエルのモサドという世界3大諜報機関
の話になり、
いったいその人たちは会計処理はどうやっているのかと聞いた。

無論、いちいち領収書を添付して活動費を請求するわけではないけれども、
そんなことよりも細かく行動記録をつけるはずであり、
映像や音声で、ターゲットが何をしているかもわかるが、
スパイが何をしているかもわかるはずで、
そこから費用のおおむねは計算できるはずだという。

しかしそれでは外部からの監査は不可能ではないかというと、
確かに不可能だが、スパイにもそれなりのインセンティブは必要だし、
任務の危険性や重要性をいちいち数値化するわけにも行かず
それは現場の裁量の範囲内だろうという。

とすれば、KGBで地位を築いたあの人物は同時に資金を確保したこともありうるかというと
当然そうだろうという。

日本人スパイは今どうしているのかよくわからないが、
当然わからないはずで、それでいい。
しかし予算はどうなっているか、気になる。
防衛予算のかなりの部分をそちらに振り向けてもいいような気がする。

集団的自衛権の行使について、「憲法解釈を変更して容認すべきだ」などと
国の代表が発言しているらしいが、
また使えもしない船を買ったりして、無駄な金を使うだけだろう。
情報活動に金を使ったほうがいいに決まっている。

お決まりのコースで、
国民を監視する体制になるのも目に見えているが。
そして日本版プーチンが現れるのだろうか。