視線の合わない子ども、
ごっこ遊びができない子どもが
増えているとの報告があり、
原因についてもあれこれいわれている。
テレビ・ビデオに乳児期から長時間接していることが
どのように影響しているか研究されている。
むろん原因は多因子的なものに違いなく
母親の喫煙や飲酒の習慣
食生活の問題
騒音
兄弟の数など複合した結果なのだろう
テレビゲームのプレイ中は
脳が活発に働いているのだろうと思うけれど
実際はそうでもなくて、
視覚領域だけが興奮していて
人間的な感情や思考の領域である前頭前野はあまり活発に働いていないらしい。
しかしだからといって良くないとも決めつけられず、
前頭前野を興奮させればいいというものでもない。
メディアを子守代わりに使っている親が多いことが問題で、
親が遊んであげたり、子ども同士が遊ぶ場所を設定したりすることが必要なのだろうと
いわれている。
しかし共働きで狭い家に住むのが現状ではどうすることもできない。
地域で共同の育児などができればとてもいいのだけれど、
現在はコミュニティはそのような方向では機能していない。