歌謡曲と景色の同時再生

歌謡曲を聴いていたのはおもに自動車の中でということもあってあの歌この歌についてどのあたりを走っているときの景色と結びついているかなど確認している 湘南はユーミンなど青山はマリア・カラスなど銀座はテレサ・テンなど


あの頃の私にもどって あなたに会いたい

泣きながらちぎった写真を 手のひらにつなげてみるの 悩みなききのうのほほえみ わけもなく憎らしいのよ 青春の後ろ姿を 人はみな忘れてしまう あの頃の私にもどって あなたに会いたい 「あの日に帰りたい」 荒井由実


咲く夢散る花拾う恋

夜霧が流れる狸穴あたり 咲く夢散る花拾う恋 抱いてくださいねえあなた ほんの少し幸せにしてよ 銀のピアスを鏡の前で そっとはずせば 夜が泣いてる夜が泣いてる 東京セレナーデ 東京セレナーデ/都はるみ82


降りしきる 雨の舗道

降りしきる 雨の舗道 頬つたう 銀のしずく ああ あの人の うしろ姿が 寂しそうで 声かけて 呼び止めたい なぜか心 さそわれて 足止めて 振り返れば ああ あの人の うしろ姿が 雨にけむる 街角 雨のバラード


涙枯れても 枯れるな恋よ

涙 涙 涙 涙 涙枯れても 枯れるな恋よ 船に私は乗る あなた桟橋で 白いテープを引く お別れ波止場 サヨナラ サヨナラ おんなの出船 おんなの出船/松原のぶえ/1979


風が吹くまま西東

潮来の伊太郎 ちょっと見なれば 薄情そうな 渡り鳥 それでいいのさ あの移り気な 風が吹くまま西東 なのにヨー なぜに眼に浮く 潮来笠 潮来の伊太郎/橋幸夫


北野新地は おもいでばかり

ひとりで 生きてくなんてできないと 泣いてすがれば ネオンが ネオンがしみる 北野新地は おもいでばかり 雨もよう 夢も濡れます ああ大阪しぐれ 大阪しぐれ 都はるみ


ついてゆきます ねえあなた

肩にすがればよせよと照れる そんなあなたの横顔が好き 幸せにあゝなれなくたって ついてゆきます ねえあなた あなたのために生きたいの 生きてゆく 浮草ぐらし/都はるみ


しゃぶせん

支店がたくさんあるしゃぶせん安定したいつもの味 こんなにも肉を薄く切るのはどんな技術なのだろう半冷凍にしておいて、電気カッターでスバッと切る、そんな感じだろうか。 お肉屋さんで薄く切ってくれていっても、全然薄くならない


ねえムーミン

ねえムーミン こっちむいて はずかしがらないで モジモジしないで おねんねネ あらま どして けどでも わかるけど 男の子でしょ だからねえ こっち向いて ねえ!ムーミン  藤田淑子


通り過ぎたらその後に 花の香りが残るような

通り過ぎたらその後に 花の香りが残るような そんな娘になりたいと いつも心で思ってた 同じ言葉をあの人に 不意にいわれてうつむいた 頬の熱さが気にかかり 三歩小走り立ち止まる この恋をかなえてと いちずに思いつめ 花のよ … Read more 通り過ぎたらその後に 花の香りが残るような


霧にあなたの 名前を呼べば

霧に抱かれて しずかに眠る 星も見えない 湖にひとり ちぎれた愛の 思い出さえも うつさぬ水に あふれる涙 霧にあなたの 名前を呼べば こだま切ない 摩周湖の夜 霧の摩周湖/布施明 ナルシスナル君


森の小さな教会で

あなたと私が夢の国 森の小さな教会で 結婚式をあげました 照れてるあなたに虫たちが くちづけせよとはやしたて そっとあなたはくれました てんとう虫のサンバ/チェリッシュ


サルビアの花

いつもいつも思ってた サルビアの花を あなたの部屋の中に 投げ入れたくて そして君のベッドに サルビアの赤い花を敷きつめて 僕は君を死ぬまで抱きしめていようと なのになのにどうして 他の人のところへ 僕の愛の方が素敵なの … Read more サルビアの花


雨が身をきる なみだ川

離しはしない 離れない 死ぬも 生きるも ふたりづれ 雨が身をきる なみだ川 小さなからだを 寄せ合いながら たどり着きたい 岸がある なみだ川   神野美伽  1984年


少女A

上目使いに盗んで見ている 蒼いあなたの視線がまぶしいわ 思わせぶりに口びるぬらし きっかけぐらいはこっちでつくってあげる 少女A/中森明菜82 TATOOなども


どうぞこのまま どうぞやまないで

それはばかげたあこがれか 気まぐれな恋だとしても 雨はきっと降り続くくもりガラスをたたく 雨の音かぞえながら  どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで どうぞこのまま/丸山圭子


オレンジ村から春へ

オレンジ村から春へ オレンジ村も花ざかり 村長さんもうかれ出て相変わらずの俺たちさ裏のお山でおまじない 君に送ろう手紙など紙ヒコーキでとんで行くラララ 春の心がつたわるならば    早く帰ってきておくれ    春がきいて … Read more オレンジ村から春へ


マイ・ピュア・レディ

いつもとおんなじ口笛 あ 気持ちが動いてる たった今 恋をしそう ダイヤルしようかな ポケットにラッキーコイン ノートに書いた テレフォン・ナンバー マイ・ピュア・レディ   尾崎亜美


着てはもらえぬセーターを

あなた変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿 北の宿から/都はるみ


ニレの木陰に 弾む声

赤い夕陽が 校舎を染めて ニレの木陰に 弾む声 ああ 高校三年生 ぼくら 離れ離れに なろうとも クラスの仲間は いつまでも 高校三年生/舟木一夫


親のある奴は くにへ帰れ

親のある奴は くにへ帰れ 俺とくる奴は 狼だ 吠えろ!吠えろ!吠えろ! 俺らにゃ 荒野がほしいんだ だけど ルルル・・・ あしたはきっと なにかある あしたは どっちだ あしたのジョー  尾藤イサオ


バラが咲いた

バラが咲いた バラが咲いた 真っ赤なバラが さびしかった僕の庭に バラが咲いた たった一つ咲いたバラ 小さなバラで さびしかった僕の庭が 明るくなった バラが咲いた  マイク真木


同棲時代

ふたりはいつも 傷つけあって くらした それがふたりの 愛のかたちだと 信じた できることならあなたを殺して あたしも死のうと思った それが愛することだと信じ よろこびに ふるえた 愛のくらし 同棲時代 同棲時代  大信 … Read more 同棲時代


月のしずくの やどるころ

根なし明日なし 浮草に 月のしずくの やどるころ 夢の中でも この手をもとめ さぐりあてれば 小さな寝息 きめた きめた おまえと みちづれに みちづれ 牧村三恵子


ボクらのように 名もない星が

見上げてごらん 夜の星を 小さな星の 小さな光りが ささやかな幸を 歌ってる 見上げてごらん 夜の星を ボクらのように 名もない星が ささやかな幸を 祈ってる 見上げてごらん夜の星を/阪本九


フランシーヌの場合は あまりにもおばかさん

フランシーヌの場合は あまりにもおばかさん フランシーヌの場合は あまりにもさびしい 三月三十日の日曜日 パリの朝に燃えたいのちひとつ フランシーヌ ホントのことを云ったら オリコウになれない ホントのことを云ったら あ … Read more フランシーヌの場合は あまりにもおばかさん


せせらぎに素足で水をはねた

ひとときの盆帰り すぐにまた振り返り 気ぜわしく上りの汽車 乗り込むのは何故 せせらぎに素足で水をはねた 夕暮れの丘で星を数えた 突然の雨を木陰に逃げた 故郷の君の姿 ぬぐいきれないと知りながら 盆帰り  中村雅俊


交わってただ遠い果て

夢の夕陽はコバルト色の空と海 交わってただ遠い果て 輝いたという記憶だけで ほんの小さな一番星に 追われて消えるものなのです 俺達の旅(原題:ただこの時だけを) 中村雅俊


夢は夢でも女と男

「吾亦紅(われもこう) 」石川さゆり  作詞:吉岡治  作曲:岡千秋 1)風が運んだ夜汽車の汽笛 あなたの街でも泣きますか 化粧落とすと気弱になって 癖になりそうな寝酒です 風町港の吾亦紅 あなた あなた あなた アー  … Read more 夢は夢でも女と男


今は幸せかい

今は幸せかい 君と彼は 甘い口づけは 君を酔わせるかい 星を見つめて 一人で泣いた 僕のことは 忘れていいよ 今は幸せかい 悔やんでみても 今は幸せかい 君はもういない 今は幸せかい/佐川ミツオ


宗教心

静かな気持ちで考えてみると私自身はもうこの程度の人生で満たされている感じがするんです最高ではなかったけれど最低でもないこれ以上は求めなくてもいいし実際これ以上を求めても自分も大変だし そして思ってみると周りというか世界に … Read more 宗教心


半分ずつの責任

私は正直あの人たちのせいで大変な目にあったしあの人たちと出会っていなければ今頃もっと幸せにしていただろうなあって思います、それはつくづくでもいい子になっていうのではないのですが人間同士の関係は深く考えるとやっぱり半分ずつ … Read more 半分ずつの責任


ぼくたちの失敗

君と話し疲れて いつか 黙りこんだ ストーブ代わりの電熱器 赤く燃えていた ぼくたちの失敗 森田童子 ドラマ 高校教師 でしんみりといい味を出していた桜井幸子 真田広之 京本政樹 持田真樹 峰岸徹 小坂一也 渡辺典子 黒 … Read more ぼくたちの失敗


さよならと書いた手紙

さよならと書いた手紙 テーブルの上においたよ あなたの眠る顔見て 黙って外へ飛び出した いつも幸せすぎたのに 気づかない二人だった さらば恋人 堺正章


君は何を今、まちつづけるの

君は何を今、まちつづけるの 町の片隅で膝を抱えて 届かないあの手紙、別れた夢 君もきょうからはぼくらの仲間 飛び込もう青春の海へ 太陽がくれた季節の2番  青い三角定規


あなた好みの 女になりたい

あなたに逢ったその日から 恋の奴隷になりました あなたの膝にからみつく小犬のように だからいつもそばにおいてね 邪魔しないから 悪いときはどうぞぶってね あなた好みの あなた好みの 女になりたい 恋の奴隷 奥村チヨ