自己愛と性の問題

フロイトは初期の理論で性欲に関係することで有名だ
リビドー説は水力学の比喩で語られて
とても分かりやすい
あふれてくる井戸水をフタをして抑圧してもどうせあふれるだろうとか
そんな話

それに比較すると自己愛の話はずっと分かりにくい

発達段階で言うと、
たとえば人間を二階建ての家にたとえると、
一階部分は人間として共通の部分でたぶん10歳くらいまで
それ以降は二階部分で男か女かに分化していく

一階部分には自己愛の病理があり
二階部分には性の病理がある