朝刊でNYダウ1万ドル割れを知る
その新聞で小雨をよけながら歩く
傘がなかった
昼、金融関係の人に話を聞く
2年くらいは塩漬けになりそう
ドルは105円とか言ってましたねというと
それは昨日の話で今日は101円までいってます
とのこと
あらあら
しかし5年くらいで考えても10年で考えても
ほしいものも何もないし
出費の予定もない
と思うしかないとのことだった
金融操作で得た1万円と
地道に働いて得た1万円の価値の違いが今こそ分かる
などと言っていたが
まあそういうことにしておこう
結果としての1万円に価値があるのではなく
働くことに意味があるのだ
外資が株を手放し、土地を売り、ビルを売る。
そのトレンドで国内の企業は信用収縮にいたり、
つまり資金が回収できず、
さらに銀行は貸し渋りをして、
倒産して無職の人があふれ、
帰る故郷もなく、個室ビデオで夜を明かす。
それでも何でもまず仕事があってその日の食費が稼げればそれでいい
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夕刊で日本株東証日経平均1万円割れを知る
ニュースを見ると
小谷真生子と榊原さんがしゃべっている
小谷さんの今日のメイクは一段と気合いが入って
なまめいている
ライトも出力を上げている気がする
今日は一段と輝いている
経済専門チャンネル、株価暴落、世界金融危機の恐怖、榊原先生の出演、
ユーロの足並みの乱れ、米大統領選挙、中国の動向、オイルマネーの動向
みんな知らないことばかりで
視聴率はいいのではないか
内容は絶望的だったけれど
不動産の始末が終わるまで2年とのことだった
1929-10-24 Black Thursday
1933 ルーズベルトのニューディール政策を宣伝していた
そんな風にやってくださいということか
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ユーロ圏に飛び火して
アイルランドは銀行預金の全額保護を決定、
ドイツはそれに最初反発、すぐにドイツも同じといい、
さらにユーロの決定として、保護限度額を引き上げると発表、
まだ確定報道がないようだ
イギリスの銀行が政府資金の支援要請したとの報道があり、
それらの銀行は報道内容を否定、
しかしいかにも話はありそうで、それを聞かれると否定はしそうで、
筋書き通りに進んでいるのではないかとのこと。
ばくち的経済はほどほどにして
こつこつ働く季節か来たのだと思う。
卑しくて図々しい人が得をするのか
エレガントでまじめなことが得をするのか、
我々の倫理の旗を明白に掲げよう
とカシューナッツを食べながら思う