ハゲタカから国家を守る
という視点で考える
今回の金融危機もまた
いつもと同じでハゲタカが政府系資金を狙って
国民が「早く出せ!なんとかしろ!」と合唱するのを待っている
政府系が金を用意すればそれを山分けする
そうに決まっているなら
政府の対応策は
まったく合理性のない
まったく予測のつかない
まったくどうしようもない手段をとることである
予測ができる範囲のことについてはシナリオが練られていて、
どっちに転んでも儲かるように仕組みができている
彼らは頭がいい
政府筋は合理的な判断を下すだろうと期待されていて、
あとはマスコミと国民の支持率だけを操作すればよいと考えている
だとすればそれを裏切るには
合理的であっても反合理的であっても一貫していてはいけない
予測不可能なでたらめさでなければならない
その人たちも慌てる
そして儲かるか損をするかは
でたらめの丁半賭博のようになる
だから決して合理的な判断をしてはいけない
いくつかの経済学の理論があっても、どれにしても理論通りにしてはいけない
それは相手の思うつぼなのだ
非合理的も一貫してしまうと読まれてしまうので
それもいけない
予測不可能に徹すること
いつ出すか、どう出すか、
それらの最も大切な点は、
密室のさいころで決めること、
誰が決めるかもさいころで決めること、
そのようにして完全にでたらめな金融政策をとれば
ハゲタカにむしられなくて済む
そのような高級な理論によって
総理総裁は選出されたのである
最適である
了解不能で説明不能、すぐに怒る、失言をする