自分だけは特別と他人も思っている

自分だけは特別という心理が自分にはあると分かったら
たぶん他人にもその気持ちはあるはずで
だからこそ隣人を特別に大切にしなければならないと考えられないだろうか?

人に特別に大切にされた体験は重要で、
そのことが核となって、その延長に一種の宗教感情が生まれるのだと思う。
こんな無価値な自分を
こんなにも大切にしてくれたのはなぜだろうと考えて、感謝し、
遙か延長線上に超越者を考えるようになる。

他人の気持ちを考えない自己愛的成分の強い人は
宗教にも閉ざされていると思う。